独エネ大手、1兆6千億円赤字 ロシア産天然ガス減響く

 【ベルリン共同】ドイツのエネルギー大手ユニパーが17日発表した2022年1~6月期決算は、最終損益が120億ユーロ(約1兆6400億円)超の赤字となった。同社はロシア産天然ガスの最大の輸入業者で、ロシアからの輸送量が6月から大幅削減されたことにより、不足分の調達コストが上昇したことが響いた。

 ロシア政府系ガスプロムは6月中旬以降、海底パイプライン「ノルドストリーム」を通じてドイツに送るガス輸送量を大幅に削減。現在は供給能力の約2割にとどまる。

 ドイツ政府は7月下旬、経営が悪化していたユニパー株式の30%の取得などを盛り込んだ救済策を発表した。

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