「リアルタイムの富士登山のリスク伝えたい」“雲の上”診療所の医師がSNSで注意呼びかけ 富士山の遭難相次ぎ

富士山での遭難が相次ぐ中、登山のリスクを理解してもらおうと、八合目にある診療所がツイッターで情報発信を始めました。

8月16日、ツイッターのアカウントを開設したのは、富士宮口八合目にある診療所「富士山衛生センター」です。けがや体調不良などで救助される登山者が相次ぐ中、診療所に勤務する大城和恵医師が注意を促そうと発信を始めました。

<富士山衛生センター 大城和恵医師>

「実際に衛生センターに来た患者がどんな方で、みなさんにどんな注意をしていただきたいかをリアルタイムの富士登山のリスクとして伝えることで、分かりやすく理解してもらえればと思い始めた」

富士山では8月17日も疲労や低体温症での救助要請があり、大城医師はその予防についても発信していく予定だということです。

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