気象庁は、大阪府と京都府で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。
【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】
京都府
亀岡市付近 約90ミリ(午後10時30分)
大阪府
茨木市付近 約100ミリ(午後10時40分)
日本海にある低気圧と前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、西日本を中心に大気の状態が非常に不安定となっている。
18日木曜日にかけて、引き続き局地的に猛烈な雨が降るおそれがあり、土砂災害や浸水害などに警戒が必要だ。
また上空には寒気も流れ込んでいるため、東日本や北日本も同様に警戒が必要だ。
■記録的短時間大雨情報とは
1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。