サハリン2、取引条件維持を提示 ロシア新会社、日本側は契約検討

 ロシア極東の石油・天然ガス事業「サハリン2」を運営するロシアの新会社が日本の電力会社などに対し、価格や調達量に関して従来と同様の取引条件を提示し、契約を結ぶよう求めたことが17日、分かった。サハリン2は日本の液化天然ガス(LNG)輸入量のうち9%近くを占める重要な調達拠点。ロシア側が取引条件を維持したことで日本側は契約締結に向けて検討するとみられる。

 サハリン2からは東京電力と中部電力が出資するJERA(ジェラ)のほか、東京ガスや広島ガスなどがLNGを調達している。現在は長期契約を結ぶことで比較的安い価格で安定的に調達できている。

© 一般社団法人共同通信社