輝け黒羽の夜空に 花火2000発打ち上げ 大田原

黒羽の夏の夜空を彩った花火大会

 【大田原】黒羽地区のお盆の風物詩「芭蕉(ばしょう)の里くろばね夏まつり」が15日、黒羽向町の那珂川河川公園で開かれた。祭りのキャッチフレーズ「輝けくろばね」の文字通り、約2千発の大輪が黒羽の夏の夜空に輝いた。

 祭りは新型コロナウイルス禍で2年連続の中止となり、今年は花火のみとして3年ぶりに開催することにした。オープニングセレモニーで実行委員長を務める園部賢一(そのべけんいち)黒羽商工会長(67)は「ここ2年はシークレット花火をささやかに実施したが、今年は盛大にやろうと意気込んでいた」とあいさつした。

 午後7時半から1時間半にわたって、色鮮やかな花火が夜空を彩り、県内外から訪れた多くの人を魅了した。家族3人で訪れた那須塩原市東原、倉橋音(くらはしおと)ちゃん(4)は「楽しかった。最初は怖かったけど、好きになった」と笑顔で話した。

黒羽の夏の夜空を彩った花火大会
黒羽の夏の夜空を彩った花火大会
黒羽の夏の夜空を彩った花火大会

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