NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の世界観が体感できる「大河ドラマ館」の来館者が15日、13万人に達した。開館から168日目だった。
ドラマのタイトル「13人」にちなみ、来館13万人に合わせメモリアルイベントが実施された。節目の入館者となった小田原市の津元澄(すむ)さん(44)に記念証や記念品が贈呈された。
津元さんは家族4人で来館。前日の大河ドラマを見て来館を決めたといい、「混雑すると思い早めに出発したが、13万人目となって『早起きは三文の徳』を実感した。史跡に触れるのは子どもにも良い経験になると思う」と話していた。
同館を運営する大河ドラマ「鎌倉殿の13人」鎌倉市推進協議会の久保田陽彦会長は「何度来ても楽しめるので、また来てほしい。ドラマ館を起点に市内のゆかりの地を巡り、鎌倉の良さを再発見して」と述べた。
同館は3月1日に開館。7月に大幅なリニューアルをし、10月ごろにも展示替えを予定している。