北陸地方の被災地復旧へ タオルや扇風機募る 諫早のNPO法人「有明支縁会」

 被災地での災害ボランティア活動などに取り組む長崎県諫早市のNPO法人「有明支縁会」が、記録的大雨に見舞われた北陸地方での復旧活動に使うため、タオルや不要の扇風機・サーキュレーターを募っている。今月6日に石川県の金沢、小松両市に入った同法人の草野紀視子理事長は「床上・床下浸水などで多くの被災者が困っている。復旧活動に協力をお願いしたい」と話す。
 タオルは泥水に漬かった被災家屋の拭き上げ、扇風機やサーキュレーターは床下などを乾燥させる機材として、草野理事長ら災害ボランティアが現地で使用したり、被災者に配ったりする。タオルは新品、使用済みを問わない。小松市での活用を予定し、状況に応じてほかの被災地でも役立てる。
 中小企業への情報技術(IT)導入などを支援するDX学校有明支縁校の代表も務める草野理事長は、同校の収益を有明支縁会の活動費に充てていく考え。問い合わせは草野理事長(電090.2506.0813)。


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