「8番らーめん」のカップ麺再び…さらに太麺、野菜たっぷり「味噌」味出た! 数量限定で売り切れも

全国のローソン各店舗で発売された8番らーめん監修「野菜らーめん 味噌」
お湯を注いだ「野菜らーめん 味噌」

 北陸の“ソウルフード”、「8番らーめん」のカップ麺が8月、全国各地のローソンなどで発売された。2021年夏に発売された塩味に続く第2弾で、今回は味噌味。新型コロナウイルスの感染拡大が長引く中、「帰省や外食を控えている人に笑顔と元気を届けたい」としている。

 店舗は1967年に石川県加賀市の国道8号沿いに1号店がオープンし、翌68年に福井県で初出店した。現在は県内27店舗を含めて北陸を中心に国内約120店、海外約150店を構える。

 昨年8月、野菜ラーメンの中で一番人気の塩味のカップ麺を商品化した。「8番らーめん」を展開するハチバン(本社石川県金沢市)によると、予想を上回る反響があり、わずか2週間で製造した28万個が完売。他の味を求める声も多く、開発を進めて今年8月2日に第2弾の「野菜らーめん 味噌」を発売した。

⇒【写真】「ハチカマ」もトッピングされたカップ麺味噌の中身

 おなじみの太麺や野菜は、第1弾から改良し「可能な限り麺を太くした。野菜も増量している」と担当者。前回と同様に「8」とデザインされた名物かまぼこ「ハチカマ」をトッピングしている。青色のパッケージは、店舗で使用している青色の丼をイメージしている。

 今回も話題を呼び、売り切れの店も出ている。担当者によると今月18日時点では、あと1週間ほどで完売する見込みだという。SNS上では「前回の塩より8番感があって良いかも」「郷里福井の思い出の味。とても美味しく頂きました!」などと喜びの投稿が見られた。

 同社によると、前回と同数を製造しており、売り切れ次第販売を終了する。ローソンのほか、県外の道の駅などでも販売したがすでに売り切れているという。税込み248円。

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