福井県の永平寺町ハンドボールまちづくり推進機構は8月18日までに、実業団チーム「北陸電力ブルーサンダー」を母体として2023年4月に立ち上げるクラブチーム名を「福井永平寺ブルーサンダー」に決定した。青色の竜をモチーフとしたチームのキャラクターも新たに作成した。
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新チームは、日本ハンドボールリーグ(JHL)が24年2月の新設に向け準備を進めるプロリーグ参入を目指す。参入の申請期限が8月末となっており、同機構はチーム名などを盛り込んだ参入審査申込書を8月10日に提出。審査結果は10月末に発表される。
新チーム名は、1990年の創部以来名乗ってきた北陸電力ブルーサンダーが地元永平寺町でなじみがあることや、「ふくい県民応援チーム」に選定されていることから「ブルーサンダー」を継承。引き続き永平寺町を本拠地とするため「福井永平寺」を入れた。地域名を入れることは新リーグの参入条件の一つになっている。
キャラクターは、同町を流れる九頭竜川にちなみ竜をモチーフとし、力強くも親しみやすいデザイン。町章カラーで、チーム名にもなっている青色を基調とし「昇竜のごとく日本一を目指す」との思いが込められている。同町の広報誌を通じ、町民を対象に愛称を8月26日まで募集している。
永平寺町ハンドボールまちづくり推進機構は、福井県ハンドボール協会の有志などが7月、新クラブを運営するために設立した。