カブスがソロ攻勢でオリオールズに勝利 コントレラスが2本塁打

【カブス3-2オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

カブスはウィルソン・コントレラスの2本塁打など3本のソロホームランで3得点。8回に2点を許したものの継投で1点差を逃げ切り、3対2でオリオールズに勝利した。カブス先発のエイドリアン・サンプソンが今季初勝利(3敗)をマークし、4番手のブランドン・ヒューズがキャリア初セーブを記録。オリオールズ先発のスペンサー・ワトキンスは3敗目(4勝)を喫している。

両チーム先発の好投で5回まで0対0の投手戦が繰り広げられた試合は、6回表にコントレラスの18号ソロでカブスが先制。さらにカブスは8回表にも代打のラファエル・オルテガがライトに6号ソロを放つと、一死後には再びコントレラスが19号ソロを放ち、3対0とリードを広げる。追いつきたいオリオールズは8回裏、四球2つで一死1・2塁のチャンスを作ると、ライアン・マウントキャッスルのタイムリーとアンソニー・サンタンデールの犠牲フライで2点を返したものの、後続が倒れて同点とはならず。9回裏にもランナー2人を出したが、最後は併殺に倒れ1点が届かず、3対2でカブスが逃げ切った。

オリオールズはこれで連敗となり、試合終了時点でブルージェイズと2ゲーム差とプレーオフ進出ラインから一歩後退。一時は進出ラインまで到達したものの、混戦が続くワイルドカード争いの中で足踏みが続く状況となっている。一方のカブスはこれで3連勝。直近10試合で7勝3敗と好調をキープしている。なお、カブスの鈴木誠也は出場機会がなかった。

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