埼玉県久喜市南栗橋地域でまちづくりを進める東武鉄道は18日、拠点となる東武日光線南栗橋駅に来年3月から一部特急列車を停車させると発表した。
駅周辺では市と東武鉄道などが産官学連携し、次世代型のまちづくりプロジェクトを進めている。東武鉄道は、同地域と都心の利便性を高めるため、一部特急列車を同駅に停車させる。
東武日光線を走行する特急は浅草から日光・鬼怒川エリアを結ぶ「特急スペーシア」と「特急リバティ」。東武鉄道はこのうち、朝の時間帯の上り特急列車3本と夕方の時間帯の下り同6本を同駅に停車させる予定。運行時刻などは今後決定する。
東武鉄道は「都心と自然、両方の魅力を楽しめる立地に、特急停車駅という価値を加え、街全体のさらなる魅力向上を図りたい」としている。