ブルージェイズがヤンキースに快勝 リリーフ転向の菊池は1回無失点

【ブルージェイズ9-2ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ブルージェイズは2回表に打線が繋がり5点を先制すると、先発のホセ・ベリオスが6回2/3を投げて被安打6、奪三振9、与四球1、自責点1の好投。打線も中盤、終盤と効果的に加点するなど投打が噛み合い、9対2でヤンキースに勝利し2連勝となった。ベリオスは今季9勝目(5敗)をマークし、ヤンキース先発のフランキー・モンタスには10敗目(4勝)が記録された。

ブルージェイズは2回表、ヒット2本で一死1・3塁のチャンスを作ると、内野ゴロの間に1点を先制。さらにジョージ・スプリンガーのタイムリー、ブラディミール・ゲレーロJr.の26号3ランと続き、この回一挙5点を奪う。ヤンキースも3回裏に2点を返したが、ブルージェイズは5回表にもアレハンドロ・カークのタイムリー二塁打、7回表には同じくカークの犠牲フライとテオスカー・ヘルナンデスのタイムリー二塁打が飛び出すなど、終始試合を優位に進めた。今季防御率5点台と安定感を欠いているベリオスも、この日はストライク先行の投球でヤンキース打線に反撃を許さず。7回裏に迎えた二死1・2塁のピンチも、2番手で登板したアンソニー・バースがアーロン・ジャッジを三振に切って取るなどリリーフ陣も活躍を見せ、9対2で快勝を収めた

リリーフ転向が伝えられていたブルージェイズの菊池雄星は、8回裏に3番手で登板。先頭打者に四球を許したものの、後続を空振り三振、ライトフライ、空振り三振に打ち取り無失点。1回17球を投げて被安打0、奪三振2、与四球1、失点0とまずまずの中継ぎデビューとなった。防御率は5.25から5.18に良化している。

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