男とともにホストクラブで働いていた男性の証言… 大学生殺害事件 逮捕の男を殺人容疑で送検

広島県 廿日市市のホテルで大学生の男性が殺害された事件で、逮捕された男は被害者に意識をもうろうとさせるほどの薬物を飲ませていたとみられることが分かりました。

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広島市西区の職業訓練生・南波大祐容疑者(31)は19日、殺人の疑いで送検されました。

警察によりますと、南波容疑者は去年11月、廿日市市のホテル内で愛知県の大学生・安藤魁人さん(21)にアルコールなどを大量に摂取させて殺害した疑いが持たれています。

安藤さんの遺体からはアルコールのほか、睡眠導入剤と精神安定剤の成分も検出されました。

捜査関係者によりますと、南波容疑者がホテルに入る前に安藤さんに意識をもうろうとさせるほどの薬物を飲ませたとみて調べているということです。

RCCの取材に対し南波容疑者と5年ほど前まで働いていた男性は…。

以前、南波容疑者と一緒に働いていた男性
「ホストクラブのときにお客さんから彼が(酒を)飲まされたりしていたので、やりかねないな、そういう知識はあるのだと」
――どれぐらいアルコールを飲むと人がどうなるかというのは?
「分かっていると思います」

南波容疑者は調べに対し、「殺害しようとする目的はありませんでした」と供述しているということです。

警察は、動機など詳しい事件のいきさつを調べています。

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