「事故防止の意識を切らすことなく」新潟南消防署(新潟市南区)で交通事故防止研修会が開催

新潟南消防署は19日、署内で「令和4年度南消防署交通事故防止研修会」を開催した。この研修会は令和2年から外部講師を招いて毎年開催しており、今回は、新潟南警察署の本間淳悟交通課長が講師として参加した。

研修会は、南消防署職員の公務中の交通事故防止意識向上を目的に実施されている。プロジェクターを使った運転のシミュレーション映像を研修会に参加した職員が視聴し、運転における危険個所を確認した。運転のプロセスである認知・判断・操作の基本に沿いながら、講師を務める本間交通課長がシミュレーション映像の解説を行った。なお、南消防署では平成27年以降、軽微な事故も含め、公務内の交通事故は1件も発生してないという。

研修会後、交通事故防止研修会の講師を務めた本間交通課長に話を聞くと「南消防署さんの交通安全に対する意識が高いということは事前に聞いていた。南消防署さんだけではなく、管内のかたには南消防署さんのように交通安全意識を高めていっていただきたい」と話した。

南消防署の夏川正光地域防災課長に研修会の感想を聞くと、「こういう研修会を通して、今後も1人1人の事故防止の意識を切らすことなく、高めていって、引き続き交通事故ゼロを目指しながら業務を遂行していってもらいたいなと思う」と語った。

新潟南消防署

研修会の様子

プロジェクターを使った運転シミュレーションを視聴する消防署員

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