8月27日の新月の前後は大潮の時期にあたり、満潮の時間帯を中心に潮位が高くなる。
また、北陸の沿岸の一部では、平常に比べ潮位が10~20センチ程度高い異常潮位となっている。
北陸及び西日本の沿岸の一部では、海岸や河口付近の低い土地で浸水や冠水のおそれがある。
夏から秋にかけては海水温が高い等の影響で、平常時の潮位が年間でも高い時期となる。
さらに、8月27日の新月の前後は大潮の時期にあたるため、満潮の時間帯を中心に潮位が高くなる。
また、北陸の沿岸の一部では、8月10日ごろから潮位が平常より高い状態が続いており、8月19日現在、平常に比べ10~20センチ程度高い状態が続いている。これは、異常潮位と呼ばれる現象だ。
北陸、近畿、中国、四国、九州北部の沿岸の一部では、8月19日から9月1日にかけて満潮の時間帯を中心に海岸や河口付近の低い土地で浸水や冠水のおそれがあるため、注意が必要となる。
なお、この期間中に台風や低気圧の通過等があった場合や、短時間に海面が昇降を繰り返す副振動の発生等があった場合は、さらに潮位が上昇する可能性がある。
今後発表される高潮警報・注意報や潮位情報に十分留意してほしい。