没後40年 25歳の若さでこの世を去ったギタリスト追うドキュメンタリー 映画「ランディ・ローズ」公開決定

クワイエット・ライオットやオジー・オズボーン・バンドのギタリストで、25歳の若さでこの世を去ってから没後40年を迎えたランディ・ローズを追ったドキュメンタリー映画「ランディ・ローズ」が、11月11日(金)より劇場公開されることが決まった。

1980年代に、端正なルックスと華麗なるギタープレイで注目を集めたギタリストのランディ・ローズ。自身のバンドであるクワイエット・ライオットでのプロデビューは日本のみで全米デビューは果たせなかったが、オジー・オズボーン・バンドに抜擢されたことが転機となる。“闇の帝王”オジーと“天使”のランディという相反する個性のぶつかり合いは化学反応を巻き起こし、キャッチーなギターリフや哀愁を帯びたギターソロで聞く者の心をつかんだ。しかし、人気絶頂期の全米ツアー中に、突然の悲劇に見舞われる。

1人のギター少年がロックスターへと昇華する瞬間、そして悲劇的な最期までを捉えた本作の監督を務めたのは、HIP HOPグループN.W.Aの真実を暴いたドキュメンタリー「N.W.A & EAZY-E:キングス・オブ・コンプトン」などを手掛けたアンドレ・レリス。脚本と編集をマイケル・ブルーイニング、ナレーションをL.A.ガンズのトレイシー・ガンズが担当した。クワイエット・ライオット時代の貴重なライブ映像や肉声インタビュー、プライベートショットに加え、オジー・オズボーンや、同時代にデビューしてともにギターヒーローとなったエディ・ヴァン・ヘイレン、ランディを敬愛するミュージシャンやギター・テック、ランディの母や兄弟などのインタビューも収録されている。

公開されたポスタービジュアルでは、愛くるしいルックスと小柄でスリムなたたずまいで、華麗にギターを弾くランディの姿が切り取られている。

【作品情報】
ランディ・ローズ
2022年11月11日(金)より、新宿シネマカリテ、渋谷シネクイントほか全国ロードショー
配給:アルバトロス・フィルム
©RANDY RHOADS: LEGEND, LLC 2022

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