米空母「ロナルド・レーガン」、横須賀に一時的帰港 補給や維持が目的

米海軍横須賀基地に帰港した原子力空母ロナルド・レーガン=19日午前8時半ごろ

 米海軍の原子力空母ロナルド・レーガンが19日午前9時40分ごろ、母港の横須賀基地(横須賀市)に帰港した。補給や維持が目的で、一時的な帰港とみられる。

 レーガンは5月20日に横須賀を出港し、海上自衛隊や韓国海軍と共同訓練を行った。7月にはシンガポールを訪問している。8月2日のペロシ米下院議長の台湾訪問を巡っては、フィリピン海に展開。訪問に反発し、軍事演習を続けた中国軍の監視に当たった。

 市によると、原子力艦船の寄港は通算1049回目で、今年13回目。

 山口県岩国市によると、艦載機部隊も17日から、拠点としている岩国基地に帰還している。

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