立憲民主党新潟県連が地方議員候補者の発掘に向け「立憲にいがた政治スクール」を開催

会見を開く大渕健幹事長

立憲民主党新潟県連の大渕健幹事長は19日に会見を開き、地方議員候補者の発掘に向けた「立憲にいがた政治スクール」の開催と、受講者の募集を発表した。2020年以降、新・立憲民主党新潟県連となってからは初めてとなる。

「立憲にいがた政治スクール」の第1期は9月10日から開始し、原則隔週土曜日に開催。党本部の幹部や党内外の有識者も講師に招きながら、全5回を行う予定。立憲民主党新潟県連では、党の理念などを紹介して賛同を得ながら、候補者の発掘も狙いたい考えだ。なお、政治スクールに関しては、2022年度の活動方針にも示していたものの、知事選や参院選がつづいたことからこの時期での開催となった。

来春には統一地方選挙が控えるが、大渕幹事長は「統一地方選(の候補者発掘)だけが目的ではない」と話す。「党の理念や基本政策を共に学ぼうという趣旨で、常に政治スクールを開いている他県の事例もある。候補者の発掘だけを目的に行うわけではないが、統一地方選は政治についての機運が高まる時であるし、挑戦をしようと考える人も多く現れるタイミング。私たちもそれに合わせて開催するのは有意義だと考えている」。

なお、統一地方選へ向けた立憲民主党新潟県連の具体的な取り組みについては、まだ発表段階にはないという。

また、立憲民主党としては女性や若者の議員を増やしていきたい考えだが、今回の政治スクールに関して大渕幹事長は「まず(女性や若者に)知ってもらうことが大変。webサイトやSNSで周知するなど、オーソドックスなやり方だとは思うが、できる限り工夫をしていきたい」と話した。

募集締切は9月6日。定員は20人。応募方法や詳細なスケジュールなどについては、立憲民主党新潟県連のサイトを参照。

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