北海道の流氷100トンで東京を冷やす!?映画『東京流氷 COOL IT DOWN』公開

北海道から東京への「流氷運搬プロジェクト」を追った映画『東京流氷 COOL IT DOWN』。

8月19日(金)の劇場公開を前に、ロケが行われた北海道・網走市で先行上映会が行われました。

一体どんなストーリーなのでしょうか?

『東京流氷 COOL IT DOWN』

この映画は、2020年に密かに進行していた「流氷と雪の運搬計画」に迫ったドキュメンタリー。

地球温暖化の影響で気温は年々上昇し、東京でのオリンピック開催を危ぶむ声が出ていた中、網走沖に漂着する大量の流氷や富山の豪雪地帯に降る雪を活用して都市部を冷やすことができないかと「流氷と雪の運搬計画」が密かに進められていました。

東京オリンピックで来日する外国人観光客を流氷や雪を活用し、"納涼"でもてなそうという試みです。

まさかの東京五輪延期…

しかしオリンピックはコロナ禍で延期が決定。大量の流氷や雪は行き場を失い、プロジェクトからも一人また一人とスタッフが離れていってしまったのです…。

映画では、行き場を失った流氷や雪、そして地球温暖化や新型コロナと闘いながらプロジェクトにかかわる人々の姿を描いています。

豪華な声優陣が参加

『鬼滅の刃』などで声優を務める花江夏樹さんや、『呪術廻戦』などの津田健次郎さんら豪華声優陣が参加し、イメージソングはAIさんが担当。AIさんの歌う「WE HAVE A DREAM」が流氷と雪、そして関わる人々を勇気づけています。

この映画は8月19日(金)から、北海道のほか全国の劇場で公開されています。

(上記の情報は記事作成時点でのものです)

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