1つの樽を使って、地元のさまざまなお酒を作ります。広島生まれのアルコールで街を盛り上げようと、地元の酒造メーカーなどが新たなプロジェクトを始めました。
【写真を見る】「ビール本来の味でウイスキーの香りを」1つの酒樽でさまざまな酒を…広島の酒メーカーがコラボ
今回、始まったのは、「Hiroshima Barrel Relay Project(ヒロシマ バレル リレー プロジェクト)」です。
プロジェクトは、製造しているお酒のジャンルを超えて、広島のメーカーがBarrel(樽)を回していく企画です。
19 日は、プロジェクトに参加するビールやウイスキー、日本酒、ワインの製造者が湯崎知事を表敬訪問してプロジェクトの開始を報告しました。
第1弾として発表したのは、黒ビールをウイスキー会社の木の樽でおよそ10か月熟成させて作ったバレルエイジドビール「隣期桜変(りんきおうへん)」です。
ビール本来の味でありながらウイスキーの香りを楽しめることが特徴です。
今回、使ったウイスキーの樽は、今後はワインや日本酒の熟成にも使っていきながら、それぞれの風味の重なりが楽しめる商品作りを目指します。
企画した HIROSHIMA NEIGHBORLY BREWING 福本成美さん
「広島にはたくさんのジャンルのお酒メーカーがあるので、もっと知っていただきたいなということもあってプロジェクトとして考えた」
湯崎英彦知事
「広島ならではの強みを生かしたイノベーションだと思うので、大いに期待している」
コラボ第1弾のHIROSHIMA NEIGHBORLY BREWING「隣期桜変」は400本限定で、18日からWEBや店頭で販売が始まっています。