米人気ミュージシャン がん診断で死ぬことを考えるも 妻の一言に救われる

バンド「ブリンク182」のマーク・ホッパス(50)は、がんと診断されたとき自殺を考えたそうだ。昨年6月にステージ4のB細胞リンパ腫であることを公表したマーク、その悲劇的な診断に自殺を考えるほど「暗く」落ち込んでいたという。

妻スカイ・エヴァリーとの間に息子のジャック(20)を持つマークは、ピープル誌の最新号にこう語っている。「リビングルームで泣きながら妻に言ったんだ、『僕は、こんなこと出来るかどうか分からない』って」「彼女は『じゃあどうするの、自殺でもするの?』って感じだった。僕はまさにそれを考えていた。かなり暗く落ち込んでいたよ」

そんな自分を最終的に助けてくれたのは妻だったとして、マークはこう続けた。

「僕は彼女に対して『何て酷い事を言うんだ』って思ったけど、同時に、なんて優しいんだとも思った。『吹っ切りなさいよ、赤ちゃんなんだから』ってね」

「『あなたのは克服できるタイプのがんよ。治るまでが大変だけど、治しなさい』って。僕はそれをやらなければならなかったんだ」

マークは当時、がんに直面するのが「怖い」と自身のSNSに綴っていた。「ここ3カ月間がんの化学療法を受けている。がんに罹ったんだ。最悪だし怖いよ。でも周りにはサポートしてくれる素晴らしい医師、家族、友人らがいて僕は恵まれているよ」

そして9月にがんの克服を公表。「担当のオンコロジストに会ったところ。がんが消えたんだ!!神様と宇宙、そしてサポート、優しさ、愛をくれた友人、家族、全ての人にありがとう。まだ6カ月毎にスキャンを受ける必要があるし、普通の生活に戻るのは早くて今年の終わりになるだろうけどね。でも今日は素晴らしい日だ。恵みを感じている」とインスタグラムに吉報を綴っていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社