たまたま立ち寄ったガソリンスタンドで「このままでは危険」などと不安をあおられ、本当に必要か疑わしいエンジンオイルやタイヤの交換などを迫られたという相談が寄せられています。
「ガソリンスタンドで給油中、空気圧を見ましょうかと店員から声を掛けられ『タイヤに亀裂が入っていてパンク寸前。すぐに交換したほうがいい』と言われた。その場で交換するように勧められたが、急な話だったのでいったん帰り、いつも利用している整備会社に確認してもらったところ、亀裂などはなく、タイヤを新しくする必要はないと言われた。うその説明でタイヤを買わせようとしたのではないか」という相談です。
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交換を勧められた場合は具体的な根拠について説明を求め、その場で決断せず、日頃の点検で車両の状態をよく知っているディーラーや整備会社に相談しましょう。交換や修理が必要な場合は、どの事業者と契約するか比較検討しましょう。
車の所有者や運転者は車の点検整備を行う義務があります。ライト、タイヤ、エンジンオイル、バッテリーなど、基本的な車の状態は把握できるようにしましょう。
福井県消費生活センター=電話0776(22)1102、福井県嶺南消費生活センター=電話0770(52)7830。
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