【新型コロナ】神奈川で新たに24人死亡、9562人感染 療養者数は1カ月ぶり4万人下回る

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で19日、新たに24人の死亡と10歳未満~100歳以上の男女9562人の感染が確認された。

 川崎市は70代と90代の男性2人の死亡を発表。70代男性は15日に多摩区内の路上で倒れているところを発見され、病院に搬送されたが間もなく死亡した。搬送時の検査で陽性と分かった。

 横浜市は80~90代の男女9人、県は60~90代の男女7人、横須賀市は70~90代の男女3人、藤沢市は80~100歳代の女性3人が死亡したと発表した。

 このほか、県は新たに4498人が自主療養したと発表。自主療養の累計は14万2735人になった。

 県内の18日現在の療養者数は3万8943人となり、約1カ月ぶりに4万人を下回った。このうち自宅療養者は3万8276人だった。自宅療養者数はピーク時の7月末から今月上旬までは10万人を超えていたが、9日から県が健康観察を実施する自宅療養者を高齢者や妊婦らに限定し集計方法を変更したことに伴い、大幅に減ったという。

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 県は県内米軍基地での8~14日の1日当たりの平均新規感染者数を公表した。横須賀基地(横須賀市)5.7人、キャンプ座間(座間、相模原市)4.7人、厚木基地(大和、綾瀬市)1.1人だった。外務省から情報提供があった。

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