ソ連核ミサイル基地を公開 発射施設、地下司令室も

ヒマワリ畑などが広がる農業地帯にある「戦略ミサイル部隊博物館」=14日、ウクライナ中部キロボフラード州ポブスケ(小型無人機から、共同)

 核弾頭搭載の大陸間弾道ミサイル(ICBM)がソ連時代に配備されたウクライナ中部キロボフラード州ポブスケの基地跡の一部が「戦略ミサイル部隊博物館」として公開されている。ミサイルやサイロ(発射施設)、地下司令室などの紹介が中心だが、今年のロシアによる侵攻で飛来し、ウクライナ軍が撃墜したロシア軍ヘリコプターの残骸も展示。核超大国から独立し、核放棄の後に侵略されたウクライナの複雑な現代史が実感できる。

 基地跡があるのは、ヒマワリ畑などが広がる農業地帯。基地には1980年代後半、ICBM「RT23」が配備された。

「戦略ミサイル部隊博物館」で公開されているサイロ(発射施設)跡=14日、ウクライナ中部キロボフラード州ポブスケ(小型無人機から、共同)
地下深くにある司令室。左はミサイル発射の流れなどを説明する退役軍人のゲンナジー・フィリさん=14日、ウクライナ中部キロボフラード州ポブスケ(共同)

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