児童のひき逃げ事件相次ぐ 2人けが 県警、バイクや軽トラの行方追う 南風原町と沖縄市

 小学生が被害に遭うひき逃げ事件が18日、沖縄県内で相次いだ。いずれも軽傷で命に別条はない。

 県警によると、同日午後6時半ごろ、南風原町宮平の町道で走行中のバイクが縁石に接触し歩道に倒れ込み、付近にいた小学2年の男児(7)に接触した。男児は額を切るなどのけがを負った。バイクは銀色で2人乗り。共に10代の男性とみられ、このうち1人は、男児の保護者に「ヘルメットを置いてくる」などと話した後、行方が分からなくなった。与那原署が2人の行方を追っている。

 また、同日午後7時35分ごろには沖縄市松本の市道で交差点を自転車で横断中の小学2年の男児(7)が軽トラックにはねられ転倒した。男児は右肘に擦り傷などのけがを負った。車を運転していた男性は「警察には私から連絡します」と伝えその場を離れたが、通報は確認されていないという。沖縄署は逃げた男性の行方を追っている。

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