自民、那覇市長選の候補者、最終決定に至らず 24日までの決定目指す 沖縄

 10月23日投開票の那覇市長選に向け、市政野党の自民党の候補者選考委員会が20日、那覇市内のホテルで開かれた。候補として名前の挙がった4人から意見を聴取したが、最終決定には至らなかった。
 沖縄県知事選が告示される前日の今月24日までに再度選考委を開き、決定を目指す。

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 20日の選考委では新垣淑豊県議、西銘啓史郎県議、上里直司市議、知念覚那覇市副市長の4人が立候補への決意を語った。
 関係者によると、選考委内では副市長の知念氏を推す声が多い。
 知念氏は選考委出席後、報道陣の取材に「私の思いを伝えた。キーワードとして、那覇の視点は絶対に譲れないという話をした」と述べた。「那覇の視点で判断」するのは、名護市辺野古の新基地建設問題を含む「全てだ」と強調した。
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