記事切り抜き課題発見 小中生向けワークショップ

新聞記事を使ってSDGsのワークショップに取り組む親子

 持続可能な開発目標(SDGs)の理解に新聞を役立ててもらおうと、みやにち親子体験型授業実行委は20日、イベント「SDGsってなに?」を宮崎市の宮日会館で開いた。県内の小中学生と保護者ら約30人が、新聞を活用するワークショップなどに取り組んだ。
 SDGsの普及に取り組む「シンク・オブ・アザーズ」(日向市)代表取締役の難波裕扶子さん(49)が講師を務めた。ワークショップで参加者は、SDGsに関連する宮崎日日新聞の記事を切り抜くと、シートに貼り付けて意見や感想を書き込んだ。
 プラスチックごみの海洋投棄に関する記事を切り抜いた宮崎市・清武小5年の開地翼君(11)は「海の生き物を大切にするため、ペットボトルなどのリサイクルに取り組みたい」と話していた。
 同実行委は宮崎日日新聞販売所でつくる「宮日会」と宮崎日日新聞社で構成。同会は子ども向けの冊子「学ぼう!SDGs」を制作し、県内の小学校に配布した。

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