北香那&石橋静河&豊嶋花が「怖い絵本」シーズン6に登場

北香那、石橋静河、豊嶋花が、NHK Eテレで8月22日に放送される「怖い絵本」(午後10:50)のシーズン6に出演する。

決して子どもだましではなく、大人もゾクッとするようなホラーワールドが広がる怪奇絵本を新進気鋭の俳優が朗読し、朗読の前後に、絵本の世界とリンクした不可思議なドラマを演じる同番組。2020年11月にシーズン1として3作を放送し、その後、回を重ね、22年3月までで計15作がオンエアされている。絵本の世界観を生かしたハイクオリティーの「アニメ」と演技派俳優による「朗読」、そして「ドラマ」の合わせ技で、10分間の非日常へと視聴者をいざなっていく。

北は、作・伊藤遊氏、絵・岡本順氏の「きつね、きつね、きつねがとおる」に登場。レトロな射的場を訪れたレトロ大好きな女の子(北)は、店主に誘われ、射的に挑戦することに。さまざまな景品が並ぶ射的台に向けておもちゃの銃を撃つと、全く狙っていなかった黒い本に当たった。本を読み終えた彼女が見たものとは?

絵本を朗読、そしてドラマに出演した北は「私には、子どもの頃体験した不思議な出来事がいくつかあります。実際に起きた出来事なのか、もしくは幼い私が自ら作り出した架空の世界だったのか…今でもよく思い返します。当時、大人が信じてくれなかった私の体験とリンクするような絵本でした。現場は楽しい撮影で、レトロなものが大好きな私にはたまらない時間でもありました。まさに夏にぴったりの『怖い絵本』です。ぜひご覧ください」と自身の経験とつながる世界観の物語だったことを明かす。

石橋は、作・森洋子氏による「かえりみち」を担当。仕事に疲れ、帰宅のバスに乗った女性(石橋)。車内にはどんよりとした一種異様な空気が流れている。そして、座った席には黒い絵本が置かれていた。その本を読み終えると、音楽が鳴りだして…!?

石橋は「私はホラー作品を見るのが苦手なので、怖かったらどうしよう…と思っていたのですが、撮影は不思議な世界に入り込んでしまう感じがとても面白かったです。共演の皆さんの明るいパワーで元気をもらいました」と撮影を振り返る。

そして、豊島は作・恩田陸氏、絵・石井聖岳氏による「おともだち できた?」に出演。少女(豊嶋)は姉(西畑澪花)や母(中村優子)と一緒に出掛ける準備をしていた。姉に話しかけるがどうも元気がない。姉が部屋を出ていくと黒い本が浮かび上がる。少女が知ることになる衝撃の事実とは?

豊島は「ドラマパートでは、私演じるハルが家族と出かける準備をしていますが、途中で何か異変を感じます。ただ怖いだけではなく、少し切なくなる物語となっています。朗読にも初めて挑戦させていただいたので、そちらも注目して聞いていただけたらうれしいです。ぜひ、『怖い絵本』の世界をお楽しみください!」とメッセージを寄せている。

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