新型コロナ 岡山県感染20万人超 新たに4117人 高齢者2人死亡

岡山県庁

 岡山県で21日、新型コロナウイルスに感染していた高齢者2人の死亡と、4117人の感染が発表された。感染者数が4千人を上回るのは4日連続で、症状は中等症が6人、他は軽症か無症状。県内の死者は315人、感染確認は20万963人と20万人を超えた。

 県内の感染者は2020年3月22日に初確認されて以降、流行の波を重ねるごとに増加のペースが加速。今年3月3日に累計5万人、6月7日に10万人、今月5日に15万人に達し、そこから約2週間で20万人を突破することとなった。

 今回発表の死者は岡山、倉敷市各1人。感染者は岡山市1620人、倉敷市1197人(1人は県外在住者)、津山市163人など。年代は20代が694人で最も多く、40代613人、30代600人、10代585人、10歳未満523人、50代443人などが続いた。

 クラスター(感染者集団)は4件で、岡山市の医療機関で8人、倉敷市と赤磐市の高齢者施設で各7人、笠岡市の社会福祉施設で6人の感染が分かった。県内での発生は計1060例。

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