“21-23、22-24、22-23”…ブレントフォード、複雑な新シーズンの「ユニフォームまとめ」

ブレントフォードFCとキットサプライヤーのUmbroは11日、2022-23シーズンの新サードユニフォームを発表した。

ここでは、7月に発表済みの新アウェイと、昨季からの継続使用となるホームも併せてご紹介したい。

Brentford 2021-23 Umbro Home

21-22シーズンからの継続使用となるホームユニフォーム。その理由はいわゆる”SDGs”で、持続可能な社会を目指し環境への配慮から、ユニフォームの製造サイクルを2年ごとにするというもの。

デザインはレッドとホワイトのストライプというクラブ伝統のスタイルを採用。昨季はクラブ史上初のプレミアリーグを戦い、最終的に13位フィニッシュして最大の目標だったプレミア残留に成功した。

Brentford 2022-24 Umbro Home

7月に発表したアウェイユニフォームは、ライトブルーを基調に80年代・90年代の要素を取り入れたデザイン。エンブレムは城をモチーフとした懐かしのキャッスルロゴが復活した。

新アウェイについても、ホームキットと同じく環境への配慮から2シーズン使用を明言。原則として23-24シーズンもこのキットを着用する。

かつて90年代、2000年代のプレミアリーグなどイングランドサッカー界では、特別な理由がない限りは慣例的に同じユニフォームを2シーズン使用していたが、今回のブレントフォードの決定はそんな時代へ戻ったような懐かしさを覚える。

Brentford 2022-23 Umbro Third

11日に発表された新サードユニフォームは、ブラックを基調にピンクとイエローのデジタルパネル・グラフィックという独特なデザイン。なお、サードは22-23シーズンのみ使用となる。

新サードユニフォームは20日に行われたフラムとのアウェイゲームでお披露目に。試合は3-2で惜しくも敗れている。

© 株式会社ファッションニュース通信社