「超歌舞伎」東京初上陸!!初音ミクが華麗に舞う!中村獅童が煽る!

熱狂!興奮!色とりどりのペンライトが揺れる!中村獅童が煽る、初音ミクが華麗に舞う!「超歌舞伎」東京初公演!参上!!

幕開きは「超歌舞伎のみかた」。澤村國矢と中村蝶紫の2人が登場し、軽快なトーク、歌舞伎の基本である立役と女方の動きの違いや、歌舞伎の下座音楽を紹介。ここでNTTの新技術である「獅童ツイン」が披露。

続く『萬代春歌舞伎踊』は、舞台に張られた布が落ちると中央に初音ミク扮する出雲のお国が登場。桜満開の舞台に負けず劣らず華やかで優雅な踊りを披露。お国一座、澤村國矢演じる奴國平、中村蝶紫演じるお蝶が次々と華麗な踊りを。続いて中村獅童扮する真柴結城少将秀康が登場。五穀豊穣、国土安寧の舞を披露した。

続く口上では、「今年は4都市を回らせていただきました。これも皆様のおかげと厚く厚く御礼申し上げる次第でござりまする」と挨拶。また、名古屋公演では帰りにペンライトを買って帰る観客がいたことを受けて「上演中に買って!(笑)」とペンライト販売促進。最後には「江戸時代は流行をどんどん歌舞伎に取り入れてきまし た。その時代にバーチャルが存在していたらきっと取り入れていたと思うんです」と、最先端技術と歌舞伎の融合に自信を見せた。

三幕目の『永遠花誉功』は、蘇我入鹿(澤村國矢)討伐の政変を題材にした『妹背山女庭訓』をもとに、 初音ミクの代表曲『初音ミクの消失』に着想を得て書き下ろされた新作歌舞伎。幕張メッセでの公演と同じ内容となる。
また観客参加のシーンでは場内全体が「初音ミクカラー」である緑色のライトに包まれた。苧環姫(初音ミク)の力を借りた金輪五郎今国(中村獅童)は蘇我入鹿を討ち果たした。

カーテンコールでは、中村獅童が駆け回る!!陽喜は上手と下手でそれぞれ見得を切り、客席は総立ち、色とりどりのペンライト、そしてキラキラの桜吹雪が舞い、終幕となった。

<幕張メッセでの公演記事>

概要
演目名 : 永遠花誉功(とわのはなほまれのいさおし)
日程・会場:
2022年8月4日(木)~ 7日(日) 博多座 ※終了
8月13日(土)~ 16日(火) 御園座 ※終了
8月21日(日)~9月3日(土) 新橋演舞場
9月8日(木)~ 25日(日) 南座
出演者 : 金輪五郎今国 中村獅童 太宰少弐息女苧環姫 初音ミク
太宰少弐後室定高 中村蝶紫 蘇我入鹿 澤村國矢 入鹿家臣宮越玄蕃 片岡千次郎 入鹿家臣荒巻弥藤次 中村いてう 中納言安倍行主 中村獅一 ほか
脚 本:松岡亮
演出・振付 : 藤間勘十郎
劇中曲 : cosMo@暴走 P 作詞・作曲『初音ミクの消失』 他
公式HP:https://chokabuki.jp/2022theatre/
©超歌舞伎 Supported by NTT

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