<島原半島 涼巡り> 喉ごし良くツルッと 山の寺 邑居のそうめん流し(南島原市深江町)

雲仙・普賢岳山麓の湧水を使った「そうめん流し」=南島原市、「山の寺 邑居」

 暑い夏は、食欲が落ちてきてしまいがちだ。そんな時は、喉ごし良くツルッと食べられる長崎県南島原市特産の「島原手延べそうめん」が最高だ。
 雲仙・普賢岳の麓にある「山の寺 邑居(ゆうきょ)」。眼下には有明海が広がり、四季折々の花々と旬の食材が味わえる。木立に囲まれた田舎家は、自然の風が通り抜け、夏も涼しい。

山の寺 邑居地図

 自慢の「そうめん流し」は森の湧き水を利用。自家製の麺つゆにネギ、ショウガ、ユズを落とす。よく冷えた長そうめんは、特有のコシの強さで食べごたえがあり、食べた後は体温がすうーっと下がる気がした。
 夏休みに入ってからの客数は「おかげさまで、午前11時~午後2時受け付けで300人を超えている」と下田直和店長(39)は心地よい汗をぬぐっていた。
 問い合わせは「山の寺 邑居」(電0957.65.1550)。


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