オリオールズが「リトルリーグ・クラシック」を制す 澤村登板なし

【レッドソックス3-5オリオールズ】@マンシーバンク・ボールパーク

2017年に初開催され、今年で5回目(2020年は新型コロナウイルスの影響で開催されず)を迎えた「MLBリトルリーグ・クラシック」。今年はレッドソックスとオリオールズの対戦となり、8回裏に3点を勝ち越したオリオールズが5対3で逃げ切った。オリオールズ3番手のシオネル・ペレスが7勝目(1敗)、4番手のフェリックス・バティースタが8セーブ目をマーク。レッドソックスは3番手のマット・バーンズが4敗目(0勝)を喫し、澤村拓一には登板機会がなかった。

レッドソックスがニック・ピベッタ、オリオールズがディーン・クレーマーの先発で始まった今年の「MLBリトルリーグ・クラシック」は2467人の観衆が訪れた。1回裏にオリオールズが連打で無死1・2塁のチャンスを作り、アンソニー・サンタンデールとラモン・ウリアスのタイムリーで2点を先制。レッドソックスは直後の2回表にエンリケ・ヘルナンデスのタイムリーで1点を返したが、その後は両軍投手陣の好投により、なかなか「次の1点」が生まれなかった。

8回表に代打で登場したフランチー・コルデロの5号ソロでレッドソックスが2対2の同点に追いついたが、オリオールズは8回裏一死から3つの四死球で満塁とし、ホルヘ・マテオの走者一掃のタイムリー二塁打で3点を勝ち越し。レッドソックスは9回表先頭のザンダー・ボガーツが10号ソロを放って意地を見せたものの、オリオールズが5対3で勝利し、レッドソックス3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。

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