【首都圏マンション・22年7月の動向】新築分譲マンション 発売戸数16%増 契約率は6割台に

不動産経済研究所が発表した22年7月の首都圏新築分譲マンション市場動向によると発売は16.2%増の2268戸となった。初月契約率は60.7%、7.6ポイントダウンで2ヶ月連続の60%台。

発売戸数

発売2268戸、対前年同月(1952戸)比316戸、16.2%増、対前月(1917戸)比351戸、18.3%増。

初月契約率

60.7%、前年同月比7.6ポイントダウン、前月比では7.0ポイントダウン。

(’22年6月67.7%、5月70.2%、4月79.6%、3月75.2%、2月73.3%、1月58.4%)

平均価格・㎡単価

戸当り平均価格は6379万円、1㎡当り単価は96.2万円。前年同月比では平均価格は119万円(1.8%)のダウン、㎡単価は2.2万円(2.2%)のダウン。前年同月比では平均価格が3ヵ月ぶりのダウン、㎡単価は2ヵ月ぶりのダウン。

販売在庫数

7月末時点5126戸、前月末比54戸の増加(’22年6月末5072戸、’21年7月末6087戸)。

即日完売物件(4物件13戸)

ル・サンク小田原栄町 2期(終) 5戸

小田原市 5738万円 73.9万円 平均1.2倍 最高2倍

ハイムスイート西千葉 3期1次 5戸

千葉市稲毛区 4440万円 51.8万円 平均1倍 最高1倍

(その他2物件)

超高層物件

7月の超高層物件(20階以上)は14物件・314戸、契約率75.5%

(前年同月は13物件349戸、契約率72.5%)。

地域別発売戸数とシェア

東京23区1033戸(シェア45.5%)、東京都下76戸(同3.4%)、神奈川県577戸(同25.4%)、埼玉県410戸(同18.1%)、千葉県172戸(同7.6%)。東京都のシェアは48.9%。

地域別平均価格・㎡単価

東京23区7217万円、112.5万円(13.2%ダウン、12.7%ダウン)、都下5310万円、76.5万円(6.2%アップ、2.4%アップ)、神奈川県5828万円、88.4万円(16.0%アップ、15.4%アップ)、埼玉県5975万円、86.6万円(25.9%アップ、32.2%アップ)、千葉県4626万円、63.3万円(3.5%アップ、4.8%ダウン)。

フラット35登録物件戸数

フラット35登録物件戸数は2098戸(全体の92.5%)。

来月の発売戸数予測

2022年8月の発売戸数は1500戸程度の見込み

(’21年8月1940戸、’20年8月1669戸、’19年8月1819戸、’18年8月1502戸)。

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