香川県知事「感染者の『全数把握』見直すべき」 医療現場の負担を減らす形に〈新型コロナ〉

香川県の新型コロナの新規感染者は8月19日に2700人を超え過去最多となるなど、8月に入っても増加傾向が続いています。

(香川県/浜田恵造 知事)
「全数把握のための手間・コスト、その負担が、全数把握によって得られるものよりも上回っているのではないか」

浜田知事は22日の会見で、「医療や保健サービスの提供がおろそかになっては本末転倒」だとして、感染者一人一人について届け出の作成などをする「全数把握」というやり方を見直すべきだとの考えを示しました。

「全数把握」に代わる仕組みを求める要望については、8月2日に全国知事会と日本医師会が国に申し入れを行っています。

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