3年ぶり「ちょうちんカフェ」オープン 香川大学の学生が『屋島の夜景』を引き立てる 高松市

3年ぶりのオープンです。高松市の屋島の「夜景」の魅力を知ってもらおうと、香川大学の学生が期間限定の「ちょうちんカフェ」をオープンしました。

香川大学は高松市と連携した観光振興プロジェクトの一環で、2016年から屋島山上で夜景と食事を楽しめる「ちょうちんカフェ」を開いていましたが、新型コロナウイルスの影響などで2020年と2021年は中止していました。

3年ぶりのオープンとなった初日の19日は、香川大学の学生約40人がちょうちんを並べるなどオープン前の作業に追われていました。

(香川大学 経済学部[3年生]/田井涼子さん)
「率直に3年ぶりに開催できてうれしい。来てくださった方々が温かい気持ちになって帰っていただけたらうれしいなと思います」

(記者リポート)
「オープン初日となった19日には、屋島の幻想的な夜景とちょうちんをひと目見て楽しもうと多くのお客さんが訪れています」

屋島の「夜景」を引き立てるのは、香川の伝統工芸品「讃岐ちょうちん」。約500個のちょうちんはほとんどが学生たちの手作りです。

訪れた人たちは、ちょうちんや夜景を眺めたり写真を撮ったりしながら、3年ぶりのちょうちんカフェを楽しんでいました。

(訪れた人は―)
「母親がやっているよって言ってて、娘がちょうちんとか好きなのでちょっと覗いてみようかなって来てみた」
「ちょうちんとかが光っていたり、とってもきれいだった」
「観光ついでに来ました。こんな夜景がきれいなところがあるなんて知らなかったのですごい良かったです。(Q.いい思い出になりましたか?)そうですね、子どももすごい夜景を楽しんでいるように思います」

(香川大学 経済学部[3年生]/田井涼子さん)
「3年分の思いを込めたちょうちんカフェにたくさんの方が来てくださって率直にうれしい。お客さんの笑顔だったり、来てよかったって声を聞いたときに、本当にやって良かったなという思いでいっぱいになりました。ちょうちんカフェに来たら最高の夏の思い出ができると思うので、ぜひちょうちんの明かりと屋島の夕夜景を楽しみに、ぜひたくさんの人にお越しいただきたい」

「ちょうちんカフェ」は26・27日の2日間、屋島山上れいがん茶屋で午後6時~午後9時までオープンします。

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今回紹介した屋島山上からの夜景を推す声も多く寄せられました。
屋島をあげた人からは、「高松市街地が一望できる(丸亀市 54歳男性 TOM CAT)」、「子どもが幼い頃に花火を見に行ってました(高松市 69歳女性 ビクトリー)」などのコメントが届きました。

岡山で多かったのは「水島コンビナート」です。
「工場の夜景は最高です(倉敷市 66歳女性 ふみふみ☆彡)」
「若かりし頃、女の子とドライブによく行きました。岡山県人は一度は行った事があるのでは(総社市 53歳男性 やくも)」と、こちらも思い出とともにいろいろな声が寄せられました。

岡山・香川では、このほか岡山県倉敷市の「鷲羽山」や、香川県宇多津町の「青ノ山山頂展望台」なども、おすすめの夜景にあがりました。

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