厚木市で自動車内に幼児2人を置き去りにして死亡させたなどとして、横浜地検小田原支部は22日、保護責任者遺棄致死の罪で、同市の無職の女(21)を起訴した。認否は明らかにしていない。
起訴状などによると、被告は長女(2)と長男(1)を車内に置き去りにして知人方で過ごそうと考え、市内で7月29日、2人を車内に放置。同日に長男を熱中症で、8月2日に長女を熱中症に伴う多臓器不全で死亡させた、としている。
被告は保護責任者遺棄の疑いで県警に逮捕・送検され、同遺棄致死の疑いで追送検された。県警の調べに容疑を認め、「反省している」などと話している。