
名古屋市北区の名古屋高速道路で大型バスが横転・炎上するなどし9人が死傷した事故で、愛知県警は23日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで、バスの運行会社「あおい交通」と同社の野口営業所(いずれも同県小牧市)を家宅捜索した。バスが高速を降りようとした際に本線と出口の境目にある分離帯に衝突したとみられることが既に判明。県警は男性運転手(55)の健康診断結果や走行記録を押収、勤務実態や健康状態などを調べる。
また、バスに客として乗っていてけがをした6人の身元を28~53歳の男性と発表した。
あおい交通の松浦秀則社長は23日午前、同社で記者会見し陳謝した。

