コールドプレイ 牛乳を燃料にした飛行機でツアーをまわりたい 環境保護、再生可能エネルギーに強い関心

英国のロックバンド、コールドプレイは、牛乳を燃料にした飛行機でツアーをまわりたいという希望を持っているという。環境保護に関心があり、ツアー中できるだけ再生可能エネルギーを使おうとしている。リードボーカルのクリス・マーティンは、今後更に限界を超えたいと考えているようだ。

「僕たちはまだやりたいことの道半ば。問題は移動手段なんだ」「誰かの助けが(この問題を解決するのに)必要なんだ。テクノロジーの開発が必要であり、牛乳か何かを燃料とする飛行機で飛び回れるようになる為にね。誰か牛乳ベースで飛べる飛行機を作っていたらいいのに」

現在、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで一連のコンサートを行っている同バンドだが、クリスは自分達が主役のようにはあまり感じていないのだという。デイリー・スター紙に、クリスはこう語る。「人々は僕らを見に来る。ある意味ね。でも本当は何かの一部になる為にやって来るんだ」「僕らはただのおかかえバンドみたいなもので、他のみんなが盛り上げているんだ。特にコロナ禍や、その後に、それを忘れて自由になるチャンスだからね。それが、観客や自身にも伝えたいことなんだ」

クリスは昨年エコフレンドリーなツアー敢行への道のりは長いと認め、今後も継続して大気汚染物質を削減できる方法を探していくとして、次のように語っていた。「素晴らしい頭脳の人達とどうやって環境への悪影響を減らせるかずっと取り組んでいるよ」「まだまだ先の道のりは長いけど、ここまでの長い道のりを随分がんばった。可能だとは夢にも思っていなかったけど可能になったことが沢山あるよ」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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