監禁されたファン・ジョンミン、誘拐犯にも神対応?『人質 韓国トップスター誘拐事件』“名台詞シーン”誕生裏話

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ファン・ジョンミン主演作『人質 韓国トップスター誘拐事件』が、2022年9月9日(金)よりシネマート新宿ほかにて全国公開する。公開に合わせ、緊迫感あふれる場面写真が解禁! 本作の見どころである、本編内でファン・ジョンミンが披露している過去出演作品の“名台詞シーン”誕生の裏話も明かされた。

極限の監禁状態からの脱出劇を描いた、リアル・サスぺンス・アクション!!

本作の主演をつとめるのは、『哭声/コクソン』『アシュラ』(2016年)など出演作ごとに全く違う顔を見せ、強烈なインパクトを残してきた韓国人俳優のファン・ジョンミン。韓国では、主演作の累計観客動員が1億人を超える“1億俳優”と呼ばれ、『ベイビー・ブローカー』(2022年)のソン・ガンホなどと並ぶトップスターだ。自らが“ファン・ジョンミン”を演じるというセンセーショナルな設定で話題を呼び、2021年の公開時には韓国中で話題騒然となった本作『人質 韓国トップスター誘拐事件』がついに日本上陸!! さらに「イカゲーム」(2021年〜)のイ・ユミ「梨泰院クラス」(2020年)のリュ・ギョンスなど若手最注目俳優も出演。 まさしくファン・ジョンミンのキャリア“集大成”というべき入魂の一作となった。

韓国のトップスター、ファン・ジョンミンさんが誘拐されました—— 韓国映画界を牽引する大物俳優ファン・ジョンミンが、誘拐事件の人質に!! 彼の唯一の武器である“演技力”で犯人を騙さなければ、その先には死が待ち受けている……。哀れに拘束されたジョンミンが若者グループに蔑まれ、ボコボコにされるまさかの絶句シーンが続出。それでも最後まで希望を捨てないジョンミンが持ち前の“演技力”を武器に、誘拐犯はおろか観客までも騙し、すきあらば命がけの反撃を試みるその姿から目が離せない!!

韓国映画界期待の若手監督が緩急で魅せる! 「“迫力、スピード、予測不能、リアルなエネルギー”を突き詰めた」

監禁されているファン・ジョンミンが誘拐犯から要求されたのはなんと自身の名ゼリフ!? 韓国で主演映画累計観客数が1億人を超え“1億俳優”とも呼ばれるほどのトップスターであるが故に、“誘拐犯すらも自分のファン”というなんとも喜べないシーンが登場する本作。誘拐後に監禁されたファン・ジョンミンは、見張り役の誘拐犯から自身のファンであることを告げられ、椅子に縛られている緊迫した状況の中で、突然過去に自身が演じた役の台詞を生で聞きたいと要求される。たとえ誘拐犯であってもファンからの頼みを断りきれないファン・ジョンミン「こっちに来い クソったれ」『新しき世界』(2013年)のチョン・チョン役での台詞を迫真の演技披露し、まさに神対応!!

冒頭から緊張感が途切れることのない本作だが、ようやく緊張の糸が解れるこの場面。ピル・カムソン監督は本作の制作にあたって「観客をまるで本物のような極端なスリリングの中に一気に引き込みたかった」と語る一方、スリリングさを求めるが故に観客が過度の圧迫に疲れてしまうことを危惧していた。そこで「ファン・ジョンミンといえば……と思いつく名台詞とユーモラスな状況を要所要所に配置して緩急の調整をしようと思った」と語り、このシーンが生まれた背景には、緊張感が途切れない作品の中で緩急をつけるための、監督ならではのこだわりが隠されていた。その他にも『生き残るための3つの取引』(2010年)のチェ・チョルギや、『ベテラン』(2015年)のソ・ドチョルなど、ファン・ジョンミンが主演作で演じた役名が登場する。

本編内に散りばめられた監督の粋な演出を劇場でお楽しみいただきたい!! 『人質 韓国トップスター誘拐事件』は、2022年9月9日(金)よりシネマート 新宿ほかにて全国公開!!

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