宇都宮駅126位、県内ではトップ JR東日本・2021年度駅別乗車人数ランキング

JR宇都宮駅

 JR東日本は22日までに、2021年度の駅別の乗車人数ランキングを公開した。県内のトップは宇都宮駅で1日平均2万7135人が乗車し、全体の126位。県内2位は小山駅で同1万6359人が乗車し、189位だった。

 同社は利用状況の推移と現状を一般に知らせる目的で毎年データを公表している。21年度は1日当たりの平均乗車数を把握できる管内の882駅を比較した。

 1位は新宿駅で52万2千人が乗車。2位は池袋駅で40万7千人、3位は横浜駅で30万4千人だった。同社によると、20年度と比べ上位100駅のうち90駅で利用が増加した。新型コロナウイルス禍の中、会社に出社するケースの増加やイベントの人数制限緩和などが影響したという。

 宇都宮駅は128位だった20年度から2576人増加し、順位は二つ上がった。小山駅は1760人増え、198位から9位ランクアップした。県内3位は4064人の栃木駅(全体357位)、4位は3682人の石橋駅(同364位)、5位は3676人の那須塩原駅(同365位)だった。

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