「安全な水を一日でも早く届けたい」飲み水として水道が使えるよう仮設の浄水装置搬入 台風で断水被害の松崎町=静岡

台風の被害で飲み水として水道が使えなくなっている静岡県松崎町雲見地区に8月23日、復旧に向けた仮設の浄水装置が運び込まれました。

松崎町雲見地区では8月13日、台風で川が氾濫し断水などの被害が出ました。

現在も、約40戸でトイレなどの生活用水のみの仮復旧の状態で、飲み水として水道は使えません。23日は、復旧に向けて貯水池に仮設の浄水装置を搬入しました。

一日で70トンから80トンの水がろ過でき、仮設タンクに貯めて断水地区に供給する予定です。

<松崎町生活環境課 髙橋和彦課長>

「消火栓をつないで臨時の措置をしているところですが、日常の生活には程遠いところですので、安全な水を一日でも早くお届けしたいということでやってまいりたいと思います」

松崎町は今週中に設置作業と水質検査を終え、来週には飲料水の提供を開始したいとしています。

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