「24時間テレビ45」EXIT・兼近大樹のランナーとしての強みとは?

「ジャにのちゃんねる」(https://www.youtube.com/c/jyanino/featured)で活動する、二宮和也、中丸雄一、山田涼介、菊池風磨がメインパーソナリティーを務め、日本テレビ系で8月27~28日に放送する「24時間テレビ45」(午後6:30)で、マラソンに挑戦するチャリティーランナー・兼近大樹(EXIT)が、坂本雄次トレーナーと共に取材に応じた。

チャリティーランナーに決定し、「もともと全く運動はしていなかったので、家で漫画を読んだり、野球を見たりする日々で、インドア派だったんですが、活動的になりましたね。ご飯もいつもカップ麺や納豆など、適当に食べてましたが、最近はすぐ近くの松屋に足を運ぶようになりました。体の変化は、僕自身としては分からないのですが、坂本さんが『変わった、変わった』と毎回言ってくれます」とさまざまな変化があったという兼近。

坂本トレーナーが「体は変わってきていますね。特に、走る時に使う筋肉が、初めてお会いした時と比べるとふくらはぎの筋肉の付き具合、太もも裏側の筋肉など明らかに変わっています」と成長ぶりを語ると、兼近は「走っている時もずっと、モデルの撮影会みたいな感じで『カッコいいね! 姿勢いいな!』など、ずっと褒めてくれるので、ノリノリで走っています」と気分よく走れていることを報告する。

さらに、兼近の走りについて、坂本トレーナーは「兼近くんの練習の様子を見ていると、話しているときと走っているときで表情が違うんです。走っているときは、結構シリアスな、真剣な表情をしています。けど、ファンを大切にされる方だから、声がかかれば丁寧にお応えになってらっしゃいます。客観的に見て、兼近さんのランニングはバランスのとれたいい走りをしています。体幹が強く、ホームにブレが出てこないのが兼近くんの強みですね。こんなに褒めちゃっていいのかなと思うくらい。とてもいい感じできています」とマラソンへの素質を認める。

兼近は「坂本さん、たまに『俺のことランナーにしようとしているのかな?』という時あります(笑)。ずっと『将来楽しみだな~』って言ってくださるので、『照れくせー』と思いながら、うれしくてちょっとスピード上がっちゃうんですよね。褒め上手すぎて、どんどん走れるようになります」と、坂本トレーナーの指導によりいい走りができているようだが、「(当日は)当たり前に走り切らないといけないと思っているので、走り切ります! ただ、走り終わった後、元気か元気じゃないかですよね…そこが気になっています」と心配事もある様子。

それに対し、坂本トレーナーが「フルマラソンの距離くらいまでは、小ボケをはさみながらいけると思います。その後、兼近さんの“強さ”が出てくるのが70kmくらいだと思うんですね。そこで体がヘロヘロになっても、会話したりする時にボケが出てくるのを楽しみにしています」と言うと、兼近は「逆に70kmまでボケ続けられるんだと思ってびっくりしました(笑)。70kmまでボケていられたら超人ですね。それでも『最後まで元気に!』っていうのを目標にしていきたいです」と力を込める。

さらに、「僕自身、大変なことをやっているという感覚はなく、ただチャラ男が走っているところをお届けできたらという気持ちでやっていたので。逆に、練習中にはさんだ小ボケのスベり具合を見て、自分にバツを与えようとか考えてます(笑)。どこ使われるか分からないので気を付けています。すごく密着してくれていますが、たぶんずっとスベっている日があるので、そういう日を使われたら確実に立ち直れなくなりますね(笑)」とあくまでカッコいい姿を見せたいようだが、ゴールしたら「とりあえず、SNSを更新したいです! 『おつー見てたー?』ってフォロワーに確認します!(笑)」と余裕を感じさせる発言も。

そして、「今までのゴールした人たちの中で最速を目指しています。びっくりするくらいのスピードで走り、中継1回目でもうゴールしてた、みたいな気持ちで挑みたいです。それくらい安心感のある走りをしたいですね。早すぎてみんな『サライ』が追いつかなくて、1人で『サライ』を歌ってゴールしてる可能性もありますね。いろんな方がテレビの前で見てくださっていると思うので、がっかりさせないように明るく元気にチャラついて最後まで走り切ろうと思っているので、応援ヨロタノです!」と兼近節全開で意気込みを語っている。

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