神尾楓珠が「階段下のゴッホ」で絵画の才能あふれるミステリアスな青年に

神尾楓珠が、TBSの深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」の4作目の作品として、9月20日にスタートする連続ドラマ「階段下のゴッホ」(火曜深夜0:58、関東ローカル)に出演することが分かった。本作は、9月13日午後0:00からParaviで先行有料配信を開始。地上波放送後には、TVer、TBS FREE、GYAO!、Yahoo!で無料1週間見逃し配信される。

SUMIREが主演を務める本作は、美人、勤勉、成績優秀で、大手化粧品メーカーに勤める人望厚き働き盛りの30歳・鏑木都(SUMIRE)が主人公。年収1000万円超えの“高収入バリキャリ女子”である都は、ある絵画に出合ったことで一念発起し、画家になるという夢をかなえるべく東京藝術大学を目指すことになる。都は美術予備校で、“ザ・才能の塊”である6歳下の青年・平真太郎と出会う。格差や壁も乗り越え、自分らしく生きる都の姿を描くヒューマンラブストーリーだ。

神尾が扮(ふん)するのは、美術予備校に通う東京藝術大学に6浪中のミステリアスな青年・真太郎。その顔立ちの細やかさから、通称“ダビデ”と呼ばれている。美術予備校で出会った都を、圧倒的ともいえる絵画の才能で驚がくさせる。真太郎はストイックだが口が悪く自分本位な性格で、都とは最悪の出会いを果たす。しかし、無謀とも思われる挑戦をひたむきに続ける都に関わるうちに、真太郎の“生き方”にも変化が訪れていく。

そして、映像作家の山田智和氏による、神尾、そしてSUMIREと2人のビジュアルも公開。第一線で活躍し続けている山田氏の手によりドラマ本編の世界観が表現され、2人の間にある絶妙な距離感や“格差”をうかがわせる、本作のストーリーへの期待が高まるビジュアルとなっている。

「美術の世界は正直あまり触れてきていない世界だったので、僕が演じる真太郎が天才というところに不安はありました」と率直な心境を明かす神尾は、「ですが、オリジナルの脚本ということで、そのキャラクターのイメージは崩さないようにしつつ、自分なりに楽しんで演じさせていただいています。夢を追っている方や、日々一生懸命働いている方に刺さるシーンやセリフがたくさんあるので楽しみにしていてください」とメッセージを寄せる。

作品の演出とプロデュースを務める小牧桜氏は「企画立ち上げの段階から願い、想像していた『平真太郎を演じるのは神尾楓珠さんです』という言葉をやっと皆さんに発表できました。この方がいなくては『階段下のゴッホ』は生まれませんでした。ストイックで努力家。クールに見えて実は人間味があって、誰より優しく、複雑で、愛情に満ちあふれている。そんな愛らしい真太郎の絶妙な温度感を、一緒に考え、笑って、演じ生きてくれた神尾さん。チーム全員に心から愛されています。真太郎が生き生きと躍動する姿にご期待ください!」と神尾の魅了をアピールしている。

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