伊藤万理華が「旅するサンドイッチ」に主演。テレ東×高崎市第3弾のドラマ

テレビ東京系では9月23日に、伊藤万理華が主演を務めるドラマ「旅するサンドイッチ」(午後0:00)を放送する。

本作の舞台は、群馬県高崎市。伊藤演じる、地元の恵みを使ったサンドイッチを提供するフードワゴン「旅するサンドイッチ屋」を営む主人公・榎本くるみたちが、高崎市で出会った農業を営む家族と交流していくヒューマングルメドラマだ。同局では、同市とタッグを組み、日本の地域創生を目指した番組づくりの一環として、これまでもバラエティーやドラマを制作してきた。2020年9月に同市を舞台とした地域創生バラエティー「畑そのまんまレストランにする。in 高崎」を、第2弾として2021年10月に犬飼貴丈主演の地域密着系農業ドラマ「農家のミカタ」をオンエアし、今回はその第3弾となっている。

伊藤のほか、くるみの幼なじみで、共にフードワゴンを営む今村楓役で富田望生、くるみとかえでが高崎で出会う農家の青年・木原裕樹役で遠藤雄弥、裕樹の母・美沙役で宮崎美子、裕樹の父・陽二役で寺島進が出演する。

伊藤は「ワゴン車に乗って旅をするって夢があって最高だと思いました。私が演じるくるみの相棒・かえで役は富田望生ちゃんで、5年ぶりの共演になります。当時からとても尊敬している女優さんの1人です。『いつかまた』と話していたのが、こんな形で実現して、何より感慨深いです。くるみとかえで、2人で放浪しながらおいしいサンドイッチを作れたらいいなと思います」と期待に胸を膨らませる。

続けて、好きな野菜や農家・農業にまつわるエピソードを聞くと、「薬味や夏野菜が大好きです! 京都に住んでるおじいちゃんが畑を持っていて、昔、おじいちゃんが作った野菜をたくさん食べていました。あと、昔おばあちゃんがスイカの白い部分を漬物にして出してくれて、当時の好物でした。作り方を教えてもらって自分でも作ってみたいです」とすてきなエピソードを披露。

そして、「くるみとかえでの掛け合いや、旅を通して生まれるおいしいサンドイッチと個性豊かな人たちと美しい景色、きっと癒やされます。肩の力を抜いて、夏の終わりの空気と一緒に楽しんで見てもらえたらいいなと思います」と見どころをアピールしている。

一方、富田は「テレビ東京の“おいしそうな作品”たちのファンだったので、オファーをいただいた時はとてもうれしかったです。脚本は、食材の音や香り、時間の流れ方が美しく、絶品でした」と同局が得意とする美食ドラマのファンだったことを明かし、「企画書のくるみのイメージ画像が伊藤万理華ちゃんだったので、そうなのか!?という期待も込めて(笑)、ぜひ参加させていただきたいと思いました。万理華ちゃんに決定したと聞いた時は、案の定、飛び跳ねて喜びました。本当に跳ねました!」と、こちらも伊藤との共演に喜びを爆発させている。

また、「地元の福島で親戚が農業をしているため、日頃から“その土地の物”、新鮮な野菜たちをいただいていました。小さい頃はたまにお手伝いをしていましたが、畑から顔を出すヘビが苦手で苦手で…目が合っては泣いて逃げ回っていたのが懐かしいです(笑)。後にも先にも、もぎってすぐに食べる野菜が一番! あの頃をうらやましく思います」と思いをはせ、「くるみとかえでの親友…夫婦…のような掛け合いから始まり、その場所での実りや人との出会いを経て、きっと豊かなものがたくさん湧き出てくる作品になると思っています。お楽しみに!」と呼び掛けている。

© 株式会社東京ニュース通信社