6億8千万円求めロジテックを提訴 売電代金未納で横浜市

 新電力大手・日本ロジテック協同組合(東京)の売電代金未納問題で、神奈川県横浜市は14日、約6億8千万円が未払いになっているとして、支払いを求める訴えを横浜地裁に起こした。

 同社と売電契約を結んでいたのは資源循環局の旭工場(同市旭区)、金沢工場(同市金沢区)と環境創造局の北部第二水再生センター(同市鶴見区)の3施設。昨年9月分から同社の支払いが滞っていた。

 市では4区内の施設で同社と電力供給契約を結んでいたため、その費用を相殺しても未払いは約6億8千万円に上る。市の担当者は「(同社が)破産していないということを受けて、訴訟を通じて支払いを求めていく」と話している。

 同社は「まだ訴状が届いていないのでコメントしようがない」としている。

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