【新型コロナ】神奈川県所管域で新たに5人死亡、2352人感染

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は23日、県所管域で5人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女2352人の感染が新たに確認されたと発表した。中等症が12人、軽症・無症状が1736人で、そのほかは症状調査中。2211人が感染経路不明だった。

 亡くなった5人のうち、伊勢原市の60代女性は7月27日に陽性が判明。今月14日に新型コロナで死亡した。平塚市の70代男性は高齢者福祉施設の入所者で、7月29日に亡くなった。死亡後の検査で陽性が判明した。大和市の80代男性は、今月18日に自宅で倒れているのを訪問介護の関係者が発見し、救急搬送されて陽性が判明。翌19日に亡くなった。

 小田原市の60代女性は、7月29日に発熱があり、今月3日に死亡。死亡後の検査で陽性が判明した。開成町の90代女性は、クラスター(感染者集団)が発生している県小田原保健福祉事務所管内の病院の入院患者。13日に陽性が判明し、18日に亡くなった。

 新たなクラスターは県平塚保健福祉事務所管内と県厚木保健福祉事務所管内の高齢者福祉施設で確認された。それぞれ入所者3人、入所者4人と職員3人の感染が判明し、感染者は計8人、計13人になった。

 このほか、県は新たに3111人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は15万7627人になった。

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