柿の収穫に天狗の舞・・・ハローキティ 和歌山県の自治体の魅力アピール

サンリオキャラクターの「わかやま共通返礼品応援隊」に就任した「ハローキティ」「ぽこぽこ日記」「ハンギョドン」。これを代表してハローキティが登場し、23日、和歌山・和歌山ビッグ愛で就任決起イベントを行った。

和歌山県内の8町村がオリジナルデザインのハローキティのぬいぐるみを製作して、各自治体がふるさと納税のプロモーションに活用。イベントでは九度山町、高野町、湯浅町、美浜町、由良町の自治体首長が登壇し、ハローキティとともに、各自治体の魅力をアピールした。

九度山町の岡本章町長はゆかりのある真田幸村の衣装で登場し、「日本一、柿が美味しい」と九度山町をアピール。ハローキティは網を使った「柿の収穫」にチャレンジした。見事に成功させると、岡本町長は「キティちゃんに九度山に来てもらって、本当に柿を収穫してもらいたい。ぜひお越し下さい」と呼びかけた。高野町の平野嘉也町長は「高野山を中心とする町・高野町です。1200年の歴史、いろいろな行事が絶えず繰り返されているのが高野山」と説明し、ハローキティに大師音頭をレクチャー。ハローキティも見事な舞を披露した。

また醤油が名産である湯浅町のアピールのために、ハローキティは醤油造りの工程である「櫂入れチャレンジ」に挑戦。湯浅町の上山章善町長は「湯浅町は大変景色がいいところ。醤油も大変おいしい。私たちも一生懸命つくっていきたい」と話した。さらに美浜町の籔内美和子町長は、ハローキティを意識したピンクの衣装で登場。「私も微力ながら体を張って、美馬町をPRしていきたい」と意気込んだ。ハローキティは美浜町のPRのために「松ぼっくりコーミング」を行った。

そして最後にハローキティは由良町のPRのために山名実町長と天狗の舞を披露。「キレがすごい!ぜひ天狗祭りに来て下さい。天狗の役をやってほしい」と話した。

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