所属タレントのボクシング活動の本格化もありそうなジャニーズ事務所

格闘家の那須川天心が、20日放送のTBS系バラエティー「炎の体育会TVSP」に出演。ジャニーズ事務所に所属するKAT-TUN・上田竜也&ジャニーズWEST・重岡大毅と「体育会オリジナルルール」のボクシング対決を行い勝利した。

今回の対決は7月23日の放送で発表され、SNSを中心に大きな話題となっていた。

今回のオリジナルルールでは、上田と重岡が2分2ラウンドで那須川とそれぞれ対戦。那須川の顔面に3発クリーンヒットパンチを打てたら勝利となり、那須川は攻撃を回避するために利き手とは逆の右パンチのみを打てるというルールだった。

重岡、上田の順で試合を行ったが、2人で1発しか当てられずに敗戦。それでも、那須川は「本当にジャニーズなのかなと。格闘家の目をしていたし、格闘技ってかっこいいだろというのをみんなに伝えられたかなと思います」と2人の戦いぶりをたたえたのだ。

「上田はボクシングジムにしばらく通っていなかったが、1カ月の特訓で挑戦。7年前から格闘技を習っているという重岡は、グループのドームツアー中で多忙にもかかわらず大勝負に挑んで爪痕を残した。ともにアイドルで、顔を殴られることはタブーなのに果敢に企画に挑んだ」(格闘技業界関係者)

ジャニーズでは、木村拓哉が今年1月期のテレビ朝日系ドラマ「未来への10カウント」で高校のボクシング部のコーチ役を演じ、King&Princeの髙橋海人が生徒役を演じた。また、少年隊の東山紀之は以前からボクシングジム通いを公言している。

「ボクシングの競技自体の人気をアップさせるためにも、今後、ジャニーズ内でのボクシングイベントを開催すれば大いに盛り上がるのでは。顔は傷付けないように、グローブを大きくしたり、ヘッドギアを分厚くするなど配慮は必要だが、画期的なイベントになりそうだ」(芸能記者)

上田と重岡が新たな道を切り開くかもしれない。

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