「フェンシングの舞台が一番心に残った」フェンシング拠点や高架事業など沼津のまちづくり学ぶバスツアー 夏休み中の親子21人が参加=静岡・沼津市

静岡県沼津市では夏休み中の子どもたちが沼津駅周辺のまちづくりを学ぶバスツアーが8月23日に開かれました。

これは、沼津市が進める鉄道高架事業などのまちづくりに関心を持ってもらおうと市が毎年開催していて、23日は市内に住む親子9組21人が参加しました。

<ツアーの様子>

「線路を高い場所に作って、その下に道路を通すのが鉄道高架事業になります」

親子は、鉄道高架事業によって駅の道路が通りやすくなったり、店や公園が増えたりするなどの説明を受けました。その後、2021年6月にオープンしたフェンシングの活動拠点施設「F3BASE(エフスリーベース)」を訪れたほか、高架工事によって移転されるJR貨物沼津駅の構内にも入り、機関車に触れたりコンテナを運ぶフォークリフトの運転席に座ったりしました。

<参加した子ども>

「フェンシングの舞台が1番心に残りました」

「(フェンシングの剣が)想像していたよりも重くて、しなやかだった」

沼津市は、今後もこういった見学会を開催して、市民にまちづくりについて知ってもらう機会を提供したいとしています。

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